SIFAイベント

2019 11月

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中国を知る会「漢方で健康な体作り講座」が開催されました

  

11月3日(日)文化の日、産業労働センターで「漢方で健康な体作り講座」が開催されました。講座は23名の来場者を迎えて定刻10時に始まりました。
講師の三矢京子(ケイコ)先生は日本では数少ない中国漢方の専門家(中医師と言います)で、市内狭山台で長年に亘り「薬眞堂薬局」を経営していらっしゃいます。
先生は冒頭で「漢方には、古来5~6世紀に日本に伝来し、江戸時代に研究が進んだ日本漢方と、現在も中医で処方される方剤(ほうざい)の二種類があり、先生は「方剤」を扱っていらっしゃるのだということでした。そして国際中医A級専門員という国家資格も取得されています。
中医学では健康と病気の違いを「陰と陽のバランス」と考えること、健康は「正気(せいき)の充実」、病気(疾病)は「正気の虚弱」と捉えるそうです。西洋医学では、病気を体の一部分の不具合として、その部分を治療するだけですが、中医学では身体全体の「血の流れ」「水液の流れ」「腎(先天の精=命の源)の状態」などによって身体の悪いところを探し出し、その状態を治す効果のある薬(方剤)を処方するとのこと。歳を取るに従って、以上の3つの流れと機能が衰えることで身体のあちこちに不具合が生じるのだということです。
次に、“風邪(ふうじゃ)は万病の素”(中医学による風邪の予防と治し方)~風邪はひきはじめが肝心。~予防には「正気」を高めておくことが必要であるそうです。

<風邪の3つのタイプと処方する方剤(薬)について>

①風寒型…寒い風邪:寒気、鼻水、節々の痛み⇒麻黄湯、葛根湯、桂枝湯

②風熱型…暑い風邪:のどの痛み、口が乾く、熱っぽい、発熱 ⇒銀ウ散、天津感冒片

③風湿型…下痢や吐き気のある風邪:身体がだるい、重い ⇒勝湿顆粒

*風邪の予防には、「マスク・うがい・手洗 い+板藍根」がよい

以上、大変詳しく中医学上の「健康と病気」の関係、歳を取ることの意味、そしてこれから冬に向けて「風邪」についての説明や対策を教えて頂き、アッという間の90分でした。
三矢京子先生、どうもありがとうございました。

杭州市交流部会 草野喜実勝 記

東京2020オリンピックに向けたおもてなし英語セミナーを開催しました

2019年9月29日(日)2020年東京オリンピックに向けたおもてなし英語セミナーが開催されました。SIFA会員による事前の懸命な宣伝活動の甲斐もあり、セミナー開始時刻には狭山市中央公民館第1ホールに60名余りが集まり満員御礼となりました。


セミナーの講師は、地元のALTとして活躍されているオーストラリア出身のアンドリュー・モーラコック先生とアイルランド出身フランキー・ラファティ先生です。

セミナーは2人の先生のアイデアで、参加者をグループ分けしてディスカッションをしながら進行していくというユニークな形式を取って行いました。最初に参加者は世界8ヶ国の国旗のカードを引きます。そして引いたカードと同じ国旗のあるテーブルに着席していく方法で8つのグループに分かれました。ひとつのグループは7、8名ほどが配置され、グループごとに自己紹介を行います。2人の先生は各グループを回り、戸惑っている参加者を後押ししたり励ましたりしながら次のセッションへ。先生方の完璧な事前準備もあって、最初は少し戸惑い気味だった参加者たちもだんだん積極的に発言してくれるようになりました。

 

セミナーの第一部(part 1)は、「A quiz on Sayama」です。先生から”How many stations are there in Sayama?”  “Is ORIPI male or female?” “What was the original name of Iruma Air Base” など、ユーモア溢れる英語でのクイズが出題され、それらの答えを各グループで話し合って解答用紙に書き、グループの代表が発表していきます。正解は、先生がプロジェクターを使っておもしろおかしく教えてくれました。日本人である私たちが、外国人である先生方から郷土狭山について教えられたようで、私たちは住み慣れた地元については意外と知らないことが多いものなのだなと改めて感じました。

第二部(part2)は「Envelop Game」。これは各テーブルにたくさんのしおりの入った封筒が配られ、グループでひとりずつしおりを引いて、そのしおりに記されている「Topics」についてグループディスカッションをするというものでした。先生2人とスタッフ数人が各グループを回りアドバイスをしながら進行し、最後は先生2人からお手本回答や英語の適格な表現法などについてもわかりやすく解説してもらいました。

第三部(Part3)はロールプレイ、先生方と各テーブルの代表者が与えられたお題で会話するというものでした。これまでの2つのセッションですっかり打ち解けた各グループでは、代表者になろうと積極的に手が上がり、皆の前で堂々と、時折笑いも交えての即興の会話(寸劇!)が繰り広げられました。

今回のセミナーは、先生おふたりのユーモアセンスとファシリテートで会場を魅了し、笑いと学びの詰まったあっという間の三時間でした。今回はSIFA初の試みとして参加者の皆様から受講料をいただいて開催させていただきました。参加された皆様にはお土産として英文での「狭山市駅周辺ガイド」手作り小冊子を差し上げ、有意義かつ実践的なセミナーになりました。

ワージントン市交流部会 部会長 粕谷充史(会長兼務)記

2019 外国につながる子どもの高校進学ガイダンス

7月20日(土)所沢市こどもと福祉の未来館で「2019 外国につながる子どもの高校進学ガイダンス」が開催されました。
この催しは、子ども達の将来の夢が言語の壁によって絶たれないようにと願いを込め、毎年開催されています。

当日、受け付けを済ませた子ども(相談者)は各言語テーブルへ案内され、通訳やスタッフと一緒に個人カードを記入します。
緊張気味の子どもは母語での説明に、安心し表情がゆるむようでした。

今年の先輩達は、工業高校3年生(来日は中2)と大学1年生(来日は小3)と商業高校1年生(来日は小5)の3人です。
「部活が楽しい」
「AIやロボットに興味があるので、大学に進学したい」
「心理学を専攻している。専門用語がとても難しいが、先生方に積極的に質問している」
「高校受験の1ヶ月前にやっと志望校が決まり、ボランティアの先生にお世話になりました。」など、具体的で印象深い体験発表となりました。

中学校と高校の先生からは「5年後のことを考えて高校を選びましょう」と提案され、具体的にどうやって高校を選ぶのか詳しく説明されました。

休憩をはさんで、子ども達は各ブースへ移動して個別の相談をしました。
7つのブースには先生がひとりずついて、さまざまな質問にわかりやすく、時にはユーモアを交えて答えていただきました。

最後に子ども達は自己紹介と感想を述べました。
「いろいろな高校の話が聞けてよかった、入試の不安が少しなくなりました。」
「高校の種類もわかりました。」
「夏休みにがんばって学力をアップする。」
「高校説明会へ行く。」
「文化祭にも行ってみたい。」など、頼もしいことばにあふれていました。

<参加人数>
相談者12組20人(中国、フィリピン、パキスタン、ペルー、ブラジル、ベトナム)
主催者12人  (所沢市各日本語教室、入間市・狭山市国際交流協会の有志)
協力者26人  (教師、通訳、スタッフ、所沢市役所職員)
見学者  4人   計62人

日本語学習部会 千葉 洋子 記

第27回あじさい祭り並びに第30回国際交流の集いが開催されました

一日中冷たい雨だった前日が一転し、心まで晴れ晴れするような快晴となった6月16日(日)、今年も新狭山駅近くの中原公園に多くの人が集いました。通称 “あじさい公園” と呼ばれている中原公園には、あじさいサポート隊の人たちが年間通して世話をしているあじさいがたくさん咲き、人々の目を楽しませてくれています。残念なことに、今年は冬から春にかけて雨が少なかったため例年に比べると花が少なかったということです。

      小谷野 剛 狭山市長

                    粕谷充史SIFA会長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの来賓の方々が臨席されての式典は午前9時30分に始まり、狭山市国際交流協会(SIFA)の粕谷会長、小谷野狭山市長の挨拶がありました。狭山市の女子サッカーチーム「ちふれエルフェン埼玉」の選手3名、そして狭山市の公式イメージキャラクターおりぴーも駆けつけてくれました。

タイ民族舞踊

アトラクションは、「ぞうさん、きりんさん登場」の紹介で登場した新狭山保育所の子どもたちの遊戯から始まりました。体に響くけやき太鼓や子どもたちのチアダンスが祭りをより盛り上げていきます。3年生が試験で不参加のため1・2年生だけという堀兼中学校、新狭山小学校、狭山清陵高等学校、新狭山民謡愛好会と地元の皆さんの歌や楽器の発表が続きます。「少々雲行きが怪しいね」という声がテントの中で出始め、SIFAの出し物がもうすぐという頃、乾いた地面にとうとう大粒の斑点が付き始めました。幸いほどなくして雨は止み、アトラクションが再開です。マジックショーの後、登場したのがSIFAの出し物、埼玉県在住タイ人クラブのみなさんによるタイ民族舞踊です。先ほどの数分間の雨は、舞台上をはだしで踊るタイ舞踊の人たちにとっては恵みの雨になったようです。昨年のNHK紅白歌合戦でAKB48のバックダンサーの一員として踊ったという女性5人と男性1人の計6人が舞台に上がりました。タイの地方の踊りで、だれでもどこでも、祝いや楽しい時などいつでも踊る踊りなのだそうです。踊り用のきらびやかな民族衣装を着て、しなやかに指を動かしながら優雅に2曲を舞い、3曲目は会場の人にも参加を呼びかけながら舞台の下へ。会場では輪がどんどん広がっていきます。SIFAのスタッフや日本語教室に来ている外国人も踊りの輪に加わり、中には「よっ、よっ」と掛け声をかけ、盛り上がっている人もいます。遠く離れた故国を思いながら楽しいひとときを過ごしてもらえたようです。

会場のみなさんも一緒に

狭山市国際交流協会20周年事業で配布された『市国際交流協会のあゆみーともだち』によれば、「あじさい祭り」並びに「国際交流の集い」には、日本語教室ができた1992(平成4)年以降共催の形で参加しています。ちなみに狭山市国際交流協会(SIFA)が設立されたのはその前年の1991(平成3)年です。新狭山教室を中心に、日本語教室に来ている外国人が歌や振り付け、踊り、あるいは出身国に関するクイズ問題等々練習を重ねて発表してきました。「前々日からのテント設営を含め、発表に向けて1か月以上に渡る練習が大変だった」と当時を知るスタッフが、大変だったと言いながらも感慨深げに話してくれました。新狭山公民館の改装工事が始まった6年前から、フィリピン舞踊団や今年のようにタイ人クラブといった外部団体に発表をお願いするようになっています。

アトラクション終盤は狭山市を拠点に智光山公園などで練習をし活動するチアダンスチーム DREAM WONDERLAND(ドリームワンダーランド)のチアダンス。さすが世界大会優勝チームです。「笑顔は周りを元気にさせる」をモットーに、笑顔いっぱいで、キレのあるすばらしいダンスを披露してくれました。最後は、今年も狭山YOSAKOI紗恋乱のよさこいソーラン踊りでした。踊りはもちろんですが、とても大きなよさこい旗を地面につかないように一生懸命振り回している姿が印象的でした。

        SIFAテントには各国料理のお店が

今年の模擬店にも、定番ともいえるかき氷・綿菓子等の他にあじさいまんじゅうや焼き鳥そしてビールが並びました。SIFA関係の店は韓国のチヂミとトッポキ、ネパールのカレー・ターメリックチャーハン等、ヨルダンのチリコンカーンでした。粕谷会長が「今日はエスニック料理を楽しんでください」と挨拶の中で話されましたが、「チリコンカーンがおいしかった」とかナンを片手にカレーをおいしそうに食べている人もいました。おいしかった!と嬉しそうな外国人に「何を買いましたか?」と尋ねたら「ビール」と言いつつ、スマホを出して綿菓子の写真も見せてくれました。

 

市長と埼玉県在住タイ人クラブのみなさん

式典の挨拶で、オリンピックにも触れた市長にお聞きしました。狭山がずっと大事に続けてきた七夕祭り、その会場の七夕通りなど狭山市内を聖火ランナーが走るという大きな催しに来年の七夕祭りが例年以上に盛り上がりそうです。オリンピック成功に向けてのボランティアに、日本人だけでなく、狭山在住の外国人にも参加してもらい、自分の国からの来た人に対応するなどーそれは『外国人の活躍のチャンス』になるのでは、とも話してくれました。

 

 

       SIFAスタッフが笑顔でお迎えします

この日SIFAのテントを訪れたのはSIFA日本人会員28人、中国・タイ・フィリピン・ネパール・韓国・アイルランドなど出身の外国人42人でした。日本語教室に来ている(来ていた)外国人は15人ほどで、子どもを連れてなつかしい顔を見せてくれた人もいました。より多くの外国人に、あじさい祭りに参加し、見て、食べて、踊って楽しんでもらえたらと思いました。

 

広報部会 齋藤あや子 記

 

 

 

 

 

2019年度狭山市国際交流協会定期総会

5月11日(土)14時30分より中央公民館第1ホールにて、
小谷野剛狭山市長・大塚拓衆議院議員・本木茂埼玉県議会議員・中川浩埼玉県議会議員の来賓をお迎えし、定期総会が開催されました。
粕谷会長の挨拶で始まり、小谷野市長をはじめ来賓の皆さまより御祝辞を頂きました。

   
粕谷充史SIFA会長     小谷野剛狭山市長

   
本木茂埼玉県議会議員  中川浩埼玉県議会議員

議長に粕谷会長が選出され、次の5件の議案について諮りました。

議案第1号 2018年度事業報告
議案第2号 2018年度収支決算報告・2018年度監査報告
議案第3号 2019年度役員選任について
議案第4号 2019年度事業計画
議案第5号 2019年度収入支出予算


総会会場の様子

各議案に対して質疑応答が行われ、議案ごとに拍手により承認されました。
また、SIFAの会員数を増やすことを念頭においての活動や2020年オリンピックに対する取り組みについても活発な意見交換がなされ、2019年度定期総会は滞りなく終了しました。