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2018 12月

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広瀬小学校3年生の“総合―のびのび国際交流”に初参加

11月13日(火)3・4校時、広瀬小学校におじゃましました。広瀬小学校に伺うのは今回が初めてです。しかも初めての3年生です。これまでは各校とも5・6年生の国際理解教育支援授業でした。広瀬小学校の先生からは「国際理解といっても、3年生は社会科が始まったばかりです。『外国人と触れ合う機会』にしたい」ということが伝えられました。

講師を務めてくれたのは水富小学校の時と同じく、中国出身の黒澤娣さん、ネパール出身のリジャル・ロムナトさん、フィリピン出身の岡村理亜鈴さん、タイ出身の荻原タナリンさん・斉藤スパポーンさんの5人です。講師の皆さんに小学校の意向を伝えてはありましたが、当日、3年生89人を前に、スタッフの期待以上のすばらしい活躍をしてくれました。

皆に質問

講師全員集合

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフの「狭山市に住んでいる外国人は何人でしょうか?」のクイズに始まりました。各国それぞれ、すてきな民族衣装を身につけての登場です。国の場所や国旗、料理、今使われているお金、挨拶などのことば、1~10までの数の数え方を、時に手振りを交え、子どもたちにも言ってもらったりしながら、わかりやすく紹介しました。

 

初めは、蓮の花の刺繍がほどこされた漢民族の美しい衣装を着た黒澤さんです。「鳥とカタツムリ」という中国の歌―歌詞を紙芝居のように書いたもので説明してから、歌い、さらに、瓢箪の形をした楽器(フールースー)も吹いてくれました。また、四角い2枚の布を両手の指の先でくるくる回しながらの優雅な踊りも披露し、とても華やかでした。

黒澤さん

黒澤さんの踊り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のリジャルさん。自分の帽子を紹介し希望者に被せてくれました。先生が被ってみせた時は、子供たちは大喜び。いろいろことばを教えている時こんなこともありました。「お母さん」と「お腹が空いた」ということばを繰り返し「家に帰ってから、お母さんに言ってみてください」と。「ナマステ」は覚えやすいけど、こちらはなかなかむずかしいようです。

リジャルさん

ネパールの帽子を先生がかぶってみる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休み時間、楽器を吹いたり,叩いたり、衣装を着てみたり、冠や帽子・お面を被ったり、いろいろな展示品を見たり触ったり、どの子もとても積極的でした。

 

 

休み時間を挟んで、フィリピンの名前の由来から始めた岡村さん。フィリピンの歴史は子ども達にはちょっと難しかったかもしれませんが、「フィリピンは島国です。島の数は?」とクイズで紹介。満潮時・干潮時共に7000以上という数に皆びっくりです。「パイナップルの繊維から作られている衣装は暑い」ということですが「皆さんの熱気でさらに暑い」と子ども達が熱心に聞いていることをほめていました。

岡村さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はタイのお2人です。

今回も伝統的な舞踊で使う冠と付け爪が用意されました。タナリンさんが冠を被り、鋭く尖った長い爪を付けるところも子ども達の目の前でやりました。子ども達は興味津々です。踊り始めたときに「怖い」という男の子の声が聞こえました。きっと普段目にしたことがないようなとても長い爪だからでしょう。皆、きらびやかな衣装の優雅な舞に見入っていました。スパポーンさんは、タイで人気のボクシングのグローブとパンツを用意してくれました。グローブをはめ、タナリンさんに合わせ、隣で即興の踊りを披露。時にグローブをパッと前に突き出したりすると子ども達は大喜びです。また、ココナツの殻を2つに割ったお椀状のものに、穴をあけひもを通した昔のおもちゃを、自分で作って持ってきてくれました。それに足指をかけ、乗って歩いて見せました。かつて日本でもそういうおもちゃがありましたね。

タイの踊りの衣装・ボクシングのグローブ

荻原さんと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供たちは「遊びや料理などいろいろわかった」「ネパールのことばを初めて知った。家でもっと調べたい」「たくさん勉強になった」「タイのことを全然知らなかったけど、初めていろいろ知っておもしろかった。タイに行ってみたい」「おもしろかった」「楽しかった」「リコーダーと同じで吹きやすい」等々様々な感想を言ってくれました。

 

 

先生方からは「3年生は、先ずは外国の人との交流。歌・手遊び・体を動かすこと、より体験が多い方がいい。通じなくても現地の言葉で話してくれた方がいい」「パワーのある子どもたちです。子どもたちが夢中になっていた、楽しんでいた、喜んでいた」「やってよかった」さらには「もっと早くやればよかった」との講評を頂きました。

 

各国15分ずつでしたので、色々と準備はしたもののやれなかったこともありました。講師の岡村さんは「自分の子もこの授業を受けるから、とても緊張した」そうです。「思った以上に子どもたちの反応がすごくよかった。クイズにも興味を示し、真面目に答えてくれた。素直な反応がうれしい。3年生に合わせるため、夜中までいろいろ準備をした甲斐があった」とうれしそうでした。他の講師も「よかった、楽しかった」「子どもたちがかわいかった」「自分の勉強になった」と満足そうでした。

授業の最後は「日本語で、いいですか?」の先生に続いて、子ども達の大きな「ありがとうございました‼」でした。これがいろいろな国のことばで言えるようになっていくのでしょう。休み時間に「ネパールはどこ?」など言いながら、何人か世界地図を熱心に見ていました。そして、そばにいた私に「中国で生まれたんだ。小さい時に日本に来た」とか「韓国に住んでいたことがあるよ。何回も韓国に行ってる」と話してくれた子がいました。広瀬小学校では保護者が外国出身という子がクラスに何人かいるということでした。今日の授業が、3年生の子どもたちのこれからの国際交流の一助になってもらえたらうれしいです。

広瀬小学校の皆様、講師を務めてくれた5人の皆様、ありがとうございました。

広報部会   齋藤あや子

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